大谷翔平への四球攻めを弁明「敬遠したのは僕じゃない」 責任回避の敵投手が謝罪
ブルージェイズ先発マノア「コーチはいったい何を考えていたのやら」
■ブルージェイズ 6ー1 エンゼルス(日本時間30日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)に敵地でのブルージェイズ戦で、2打席連続で申告敬遠となるなど勝負を避けられる打席が目立った。ブルージェイズの先発 アレク・マノア投手は試合後、「敬遠したのは僕じゃない……コーチだ。申し訳ない」と苦笑いで謝罪。あらためて二刀流に敬意を示した。
大谷はこの日、3回に3試合連続安打となる右中間二塁打を放ったが、5、6回の好機では2打席連続で申告敬遠。敵地に異例のブーイングが巻き起こった。バットを振らせてもらえない打席も響き、2打数1安打、2四球1死球。チームも2連敗を喫した。
MLB公式サイトでブルージェイズ番を務めるキーガン・マシソン記者によると、マノアはあくまでベンチの指示で大谷を歩かせたことを強調。「彼(コーチ)はいったい何を考えていたのやら」と肩をすくめた。
一方で、勝利のための一手だったことも理解。大谷に対して「いま球界で最高の選手であることは明らかだ。選手である自分としては、彼を追いつめたい気持ちがあった」と語っていた。
(Full-Count編集部)