元エ軍右腕が急降下 防御率1.53が嘘のよう…炎上の次は負傷者リスト入りの“悲劇”
テヘランが直近5度の先発登板で3度の6失点以上の“激変”
ブルワーズのフリオ・テヘラン投手の“激変”ぶりに注目が集まっている。29日(日本時間30日)に敵地で行われたブレーブス戦に先発登板するも、5回11安打9失点で今季5敗目を喫した。直近5度の先発登板で3度の6失点以上となり、期間中の防御率は8.89と精彩を欠いている。
6月21日(同22日)のダイヤモンドバックス戦では5回2安打無失点で、その時点では防御率1.53を記録していただけに、突然の“乱調”。復活の兆しを見せていた元エンゼルス右腕が、踏ん張りどころを迎えている。
テヘランは、2011年から9年間所属したブレーブスで5度の2桁勝利をマークし、2019年オフにエンゼルスと単年900万ドル(約12億5500万円)で契約。だが、2020年は0勝4敗、防御率10.05と思うような成績を残せなかった。
2021年はタイガースに所属するも、登板1試合で退団。2022年は米独立リーグやキシカンリーグなどでプレーしたのち、2023年5月4日(同5日)にパドレスとマイナー契約を結ぶも、その後にFAとなり、5月25日(同26日)にブルワーズと単年150万ドル(約2億900万円)と出来高100万ドル(約1億3900万円)のメジャー契約を結んだ。
直近5試合で防御率8.89の“不振”を脱却したいテヘランだったが、現在は15日間のIL(負傷者リスト)入り。“復活”への道のりは、遠くなりそうだ。
(Full-Count編集部)