誰も勝負してくれない… 大谷翔平への異常な警戒度にV打の同僚「みんな同じ意見」
3打数1安打2四球で打率.302、ワイルドカード進出圏内まで4ゲーム差に
■エンゼルス 3ー2 ブルージェイズ(日本時間31日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3回の左前打で4試合連続安打をマークした。4、9回の好機では申告敬遠で勝負を避けられ、3打数1安打2四球で打率.302。チームは延長10回に勝ち越し、ワイルドカード進出圏内から4ゲーム差となった。
1点リードの4回2死二塁、同点の9回1死二塁と申告敬遠。一塁ベースが空いている状態で、勝負をさせてもらえなかった。2試合連続の1試合2敬遠。延長10回に決勝2ランを放ったレンフローは対戦相手に同情した。
「ブルージェイズは必要なことをするだけだと思うよ。彼(大谷)はインクレディブル。彼と勝負するか、ミッキー(モニアック)に対して投げるか。試合に勝つために、やらなきゃいけないことをするだけだからね。(相手の気持ちは)勿論理解できるよ」
大谷は28日(同29日)の3連戦初戦の初回に先制の39号ソロ。ブルージェイズ三塁手のチャップマンが大谷と真っ向勝負を挑んだことについて怒りを見せていた。「マット(チャップマン)の発言は知っている。みんな同じ意見だと思う」。トラウトが戦線離脱中で、39本塁打、出塁率.403、長打率.680、OPS1.083、7三塁打と打撃6部門でリーグトップ。勝負を避けられるのは、仕方ないということか。
31日(同8月1日)からナ・リーグ勝率トップのブレーブスと敵地3連戦。四球攻めに屈しない、我慢強い打撃が求められる。
(Full-Count編集部)