女子高校野球・神戸弘陵が3度目のV ユース大会、選抜に続く史上初「3冠」達成
5番・飯嶋が5打点の活躍、初優勝を目指した岐阜第一を退ける
第27回全国高等学校女子硬式野球選手権大会の決勝戦が1日、甲子園球場で行われ、神戸弘陵(兵庫)が岐阜第一(岐阜)を8-1で破り、2年ぶり3回目の優勝を飾った。
神戸弘陵は初回、一死満塁の好機を作ると、「5番・右翼」で出場の飯嶋弥沙音外野手が中前適時打を放つなど3点を先制。4回にも2死満塁で、飯嶋が走者一掃の三塁打を放ちリードを広げた。投げては先発左腕・樫谷そら投手から伊藤まこと投手へのリレーで、相手の反撃を1点に封じた。
神戸弘陵の選手権優勝は2021年以来、2年ぶり3回目。昨秋の全国ユース大会、春の選抜大会に続いての優勝で、史上初の「3冠」達成となった。一方、初優勝を目指した岐阜第一は無念の涙となった。
1997年にスタートし、27回目を迎えた今大会は、出場チームが49チームから過去最多の58チームに増加。7月22日に開幕し、兵庫・丹波市と淡路市で予選トーナメント実施され、16チームによる決勝トーナメントは準決勝まで丹波市で行われた。甲子園での決勝戦開催は、2021年から3年連続となった。
(Full-Count編集部)