大谷翔平と「仲が良かったんだ」 元守護神の再共闘への思い、来季は「ブレーブスで」
ブレーブス・イグレシアスは古巣・エンゼルス戦で6球3者凡退
■ブレーブス 5ー1 エンゼルス(日本時間2日・アトランタ)
ブレーブスのライセル・イグレシアス投手は1日(日本時間2日)、本拠地・エンゼルス戦の9回から救援登板し、わずか6球で3者凡退に抑えた。エンゼルスの元守護神は試合後、大谷翔平投手との思い出や再共闘への思いを語った。
「ショウヘイの元同僚の1人だということをとても誇りに思うし、すごくハッピーだよ。現在の球界で最高レベルの選手の1人。多くのいい思い出を分かち合えたことは、とても恵まれていることだと感じるよ」
イグレシアスは昨年5月に「TEAM JAPAN」と胸に書かれた黒いTシャツを作って、チームメート全員にプレゼント。選手たちはそのTシャツを着て練習に臨むなどしていた。
「僕たちは育った環境や文化はすごく違うけど、仲が良かったんだ。そういった瞬間を過ごせたのは、いつも本当にいいことだった。クラブハウスやフィールドでいつも冗談を飛ばしていた」
大谷の良き理解者でもあった。この日の練習では左翼フェンス沿いで壁当て中だった大谷に歩み寄ってハグをした。
「ただ単に『調子はどう?』と聞いただけさ。家族の様子だったりね。再会できたことは本当に喜ばしいことだね」
この日が今夏のトレード期限。大谷の今季中の残留が確定したが、今オフにはフリーエージェント(FA)になる。一部では6、7億ドル(約860億、1000億円)とも言われている。
「獲得しようと争っているチームがどこであれ、相応しい金額を手に入れられればいいね。願わくば、それがブレーブスであればいいなと思っているよ」
イグレシアス自身は2025年シーズンまで契約が残っている。笑顔、笑顔でブレーブス入りを願っていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)