外野手“柵越え”、警官バンザイ…オルティス伝説のHRと「ほぼ同じ」一発が話題

レッドソックスのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】
レッドソックスのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】

「Cut4」が2013年の本塁打と比較する映像を公開

 レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手が26日(日本時間27日)の本拠地エンゼルス戦で20号ソロを放ち、9-1での勝利に貢献した。この一発が、2013年のプレーオフで当時の主砲デビッド・オルティスが放った伝説の本塁打と「ほぼ同じ」と話題になっている。外野手が頭から“フェンスオーバー”する様子や、警備している警察官が“バンザイ”する様子はまさに再現映像のようで、MLB公式サイト「Cut4」は2つのホームランを比較する動画を作成。2013年の対戦相手タイガースから「お願いだから削除して」と懇願される事態となった。

 ベッツは初回、相手先発ラムから右中間へ大飛球を放った。打球はグングンと伸び、右中間フェンスの奥にあるブルペンへ。すると、これを追ってライトのエルモシージョがダイブ。しかし、打球には届かず、両足を開いたまま頭からブルペンへと消えた。その横で、警察官が喜びのあまり両手を突き上げていた。

「Cut4」は「ムーキー・ベッツはデビッド・オルティスとほぼ同じ本塁打を放つ」とのタイトルで記事を掲載。そして、「ライトのエルモシージョはダイブし全力を尽くしたが、打球は越えていった。この本塁打はフェンウェイパークのファンにとっては非常に馴染み深い光景であろう。考えてみてほしい」と言及している。

「右中間への本塁打? 外野手がフェンスを超えてしまう? 喜ぶブルペンの警官? 状況こそドラマチックなものでなかったが、この一打はデビッド・オルティスが2013年のALCS(ア・リーグ優勝決定戦)でのタイガース戦で放った満塁本塁打と瓜二つであった」

タイガースの「削除して」に…「消せないのはご存知でしょ、タイガースさん」

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