緊急降板→異次元の爆走劇「だから断トツMVP」　大谷翔平の超人ぶりに放送席大興奮

リアル二刀流…投手としては緊急降板も、足で魅せた!!

■マリナーズ 5ー3 エンゼルス（日本時間4日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は3日（日本時間4日）に本拠地で行われたマリナーズ戦に「2番・投手兼指名打者」で出場。6回の第3打席で申告敬遠で歩かされると、本拠地は異例の大ブーイングに包まれた。さらに大谷は直後に二盗、さらに同点となる生還を決めてみせ、地元放送局からは「断トツMVP」「信じられない」との賛辞が上がっている。

　大谷は1点を追う6回2死、カウント3ボールから敬遠で歩かされた。一塁に出ると、続くクロンの2球目に二盗。さらに中前打で本塁へ生還し、チームは1-1の同点に追いついた。

　大谷はこの試合、投手としては4回無失点で緊急降板。右手のけいれんが理由だという。そんなアクシデントの影響を一切感じさせないプレーだ。これにエンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の放送席は大興奮している。

　実況のウェイン・ランダッゾ氏が「盗塁が報われました」と話を振ると、解説のマーク・グビザ氏は「これだから、彼は断トツMVPなのです！」と絶叫。「敬遠で出塁し、盗塁し、ホームに帰ってきました。（チームの）躍進への願いは信じられないほど大きい。敬遠のあとに、盗塁をしたことは驚きです」と続けた。

（Full-Count編集部）