大谷翔平は「勝つ以外のこと全てやった」 また史上初快挙も…衝撃敗戦に嘆きの声
4回無失点ながらけいれんで降板も8回の第4打席に40号ソロ
■マリナーズ 5ー3 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地で行われたマリナーズ戦に投打同時出場して、8回の第4打席に6試合ぶりの40号ソロを放った。右手のけいれんで4回無失点ながら緊急降板して10勝目はお預けとなったが、またしても新たな記録をつくった。
米スポーツ専門局「ESPN」のデータ部門「ESPN Stats&Info」は「ショウへイ・オオタニは今夜全部やってのけた」として、2安打、2四球、本塁打、盗塁、4イニング無失点とこの日の投打の内容を伝えた。
第1打席に右前打を放つと、第2打席は四球を選び、第3打席は申告敬遠。そして8回の第4打席に右中間へメジャー一番乗りの40号を放った。同局は「4度出塁し、本塁打を放ち、盗塁を決めた同じ試合でマウンドでは失点しなかった選手は、(一連のルール変更により打撃系の数字が飛躍的に伸びた)ライブボール時代(1920年以降)に入ってからでは初めて」と快挙を報じた。
しかしチームは9回に守護神エステべスが痛恨の満塁弾を浴びて敗戦。ファンからは「それでも負けた」「そしてエンゼルスは負けた」「エンゼルスは何の見返りを得ることもなく彼を失う」「このチームの全員が彼に謝るべき、特に(エス)テべス」「ショウへイがやっていることは間違いなく史上初。それなのにチームが負けたことも含めて」「彼は試合に勝つ以外のこと、すべてをやった」と嘆くコメントで溢れた。
(Full-Count編集部)