大谷翔平に「ショウヘイされた」 伝説の“目撃者”が脱帽…活躍に形容する言葉なし

タイガースのWヘッダーで活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
タイガースのWヘッダーで活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「ショウヘイされた」「オオタニされた」完敗のタイガース内野手が語る

 エンゼルスの大谷翔平投手が、まさに伝説的ともいえる活躍を見せた7月27日(日本時間28日)のタイガースとのダブルヘッダーは、まだ記憶に新しい。第1試合では投手として9回を1安打に抑えメジャー初の完投、完封を記録。第2試合では2打席連続本塁打を放ったのだ。これを相手側から見ていたタイガースのザック・ショート内野手は驚きを隠さない。

 ショートは第1試合に「8番・二塁」として先発し、中飛、四球、遊飛という成績だった。3日(日本時間4日)に、現役3選手によるポッドキャスト番組「ザ・コンパウンド」に出演すると「6時間、立て続けにボコボコにされた。唯一言えるのは『ショウヘイされた』(Shohei’d)ということだ。『オオタニされた』(Ohtani’d)でもいい。この男は、完封を達成したあとに、次の試合でいつも通りのように2発打った」と大谷の働きを“新語”まで用いて称えた。

 また、第2試合の2打席連続本塁打について「そのうちの1つが打球速度117マイル(約188.3キロ)だったけど、私が今まで見てきたなかで一番の速さだった。コメリカ・パークでは、あそこまで飛ぶことはない」とキッパリ。「彼が打ったとき、私は一歩も動かず、ただ打球を見ていただけだった。電光掲示板に表示された打球速度を見たとき、マジかよって感じだった」と驚きを隠さない。

 さらに大谷がこの試合、けいれんを起こしながらのプレーだったのも強く印象に残っているようだ。「ベースを回っているとき、けいれんを起こして腰を抑えていたけど、私たちは『3時間前に110球投げたからだとか、特大ホームランを打っているから』だとか、理由をつけていた」「2本目は、ブルペンに飛び込む逆方向だったけど、二塁付近を回っている彼を見て『本当にばかげている』と、思ったんだ」と、まるで漫画やドラマのようなショーに驚いてみせる。

 司会の問いかけに「ああ。彼は、野球史で最高の選手だ。歴代最高のシーズンを送っている」とショート。今季の大谷は、同じグラウンドに立つ選手にも理解できないほどの域に達している。

(Full-Count編集部)

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