大谷翔平ら両リーグMVP争いに“異変”あり 史上初快挙に期待も「競争に割って入ってきた」
MLB公式サイトのMVP模擬投票で吉田正尚にも得票
エンゼルス・大谷翔平投手の2年ぶりMVPに死角はなさそうだ。MLB公式サイトの記者が選ぶ今季のMVP投票で大谷は満票を獲得。「ショウヘイ・オオタニは唯一無二の存在だ。二刀流のメガスターは、2度目のア・リーグMVP獲得に向けて、圧倒的本命だ」と大絶賛している。
MLB公式サイトは48人の記者が今季成績と残りシーズンの成績を予想。両リーグそれぞれトップ5を選出している。1位に5ポイント、2位に4ポイントとしているが、大谷に細かいポイント設定も不要だったようだ。MLB公式サイトは賛辞の言葉を並べた。
「ダブルヘッダー(初戦)で1安打に抑え、その後の試合で2本塁打を打つことなんて、他に誰ができるのか? 誰もできない。オオタニは常に唯一無二の存在だ。打者としてメジャートップの40本塁打を記録し、投手としても160奪三振で5位にランクインしている。もしオオタニが50本塁打と200奪三振を達成すれば、私たちは歴代史上最高のシーズンの1つを目撃したことになる」
ア・リーグのMVP投票で、2位はアストロズのカイル・タッカー外野手、3位はレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手。ポイント数は明らかにされていないが、レッドソックスの吉田正尚外野手もポイントを獲得している。
なお、ナ・リーグは1位がブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手。2位はドジャースのフレディ・フリーマン内野手、3位はドジャースのムーキー・ベッツ外野手となっている。大谷だけでなく、アクーニャJr.も満票でMVPを受賞すると見る向きが強かった。両リーグ同時に満票選出されたことはなく、MLB公式サイトは「ナ・リーグMVP競争で、依然ロナルド・アクーニャJr.がリードしているが、(毎年)好成績を収め続けるフレディ・フリーマンも競争に割って入ってきた」と伝えている。
(Full-Count編集部)