大谷翔平、自身最多13度目の“猛打賞” 166キロにどん詰まりも…激走で内野安打に
初回の第1打席で42号先制ソロ…ヘルメット外しダイヤモンド1周
■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間17日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、1試合3安打をマークした。第1打席で42号先制ソロを放つと、第2打席では三塁への内野安打。第4打席でも安打を放った。1試合3安打は今季13度目だ。
大谷のバットから快音が止まらない。初回1死の第1打席でグレイの高めフォーシームをとらえ、バックスクリーン左へ42号。打球速度109.1マイル(約175.6キロ)、打球角度32度、飛距離437フィート(約133.2メートル)の一発だった。大谷はヘルメットを外し、ダイヤモンドを1周した。続く4回の第2打席は三塁へのゴロで激走。快足を飛ばして内野安打をもぎ取った。
5回2死の第3打席は左飛に倒れたが、8回1死の第4打席では剛腕チャップマンと対戦。103.1マイル(約165.9キロ)のシンカーに詰まりながらも激走。遊撃へこの日、2本目の内野安打となった。1試合3安打は今季13度目。シーズン13度の3安打は2022年の12度を抜き、自己最多だ。
前日14日(同15日)の同カードでは、右翼席に「COME TO TEXAS」と一文字ずつボードを持ったファンの集団が出現。敵地でも異例のチャントを受けた。打席中には「We Want Shohei」の大合唱の中で、大谷は初回1死の第1打席では快足を飛ばして一塁への内野安打を放った。しかし、その後は3打席凡退に倒れ、打率は.302。チームも2連敗で借金は「3」に膨れ上がった。ワイルドカードでの進出圏内からは8ゲーム差まで広がった。
(Full-Count編集部)