大谷翔平に起きた“異変”「様子がおかしい」 米放送局も心配「負担は想像できない」
大谷翔平は初回に44号も…緊急降板
■エンゼルス ー レッズ(日本時間24日・アナハイム・Wヘッダー第1試合)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたレッズとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手」で投打同時出場したが、2回途中で緊急降板した。エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で解説を務めるマーク・グビザ氏は「様子がおかしいです」と危険を察知していた。
初回に44号2ランを放った大谷が、2回途中でマウンドを降りた。球団は「腕の疲労」と発表。同局で実況を務めるウェイン・ランダッゾ氏は「(投球の)平均速度が3、4マイル(約4.8キロから約6.4キロ)ほど落ちていました」と、大谷に起きた“異変”について言及した。
少し時間を置いて、グビザ氏は「彼(大谷)は競争心がある選手です。毎日プレーしたいと思っていますし、チームにとっても大事なことでした」と緊急降板した大谷をかばった。
ランダッゾ氏は「問題を抱えながら投げ続けていたのかもしれません。なぜなら、彼はどんな形でもチームを助けたいというプライドを持った選手だからです。彼は誰も成し遂げたことがないことをやっていますが、身体的な負担は想像できないほどです」と、思いやった。
さらにグビザ氏は「ジョン・スモルツやデビット・コーンといった歴代の素晴らしい投手に『登板したあと、6日間バットを振り続けられるか?』と質問したことがあります。すると、彼らは『登板翌日は体を動かくことすら難しい』と言っていました。それなのに(大谷は)98マイル(約157.7キロ)の速球を捉えました」と言及。大谷が見せる日々の活躍に改めて目を丸くした。
(Full-Count編集部)