大谷翔平が「グレートな打席」 右肘靭帯損傷も186キロ二塁打…指揮官が称賛
ネビン監督「センガのスプリットは最高クラス。アンヒッタブル」
■エンゼルス 3ー1 メッツ(日本時間26日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地・メッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。千賀滉大投手とのメジャー初対決は、3回の右越え二塁打を放つなど全3打席で出塁。フィル・ネビン監督は「良かったよ。グレートな打席だった」と、大谷の変わらぬ打撃を絶賛した。
驚愕のパワーは3回無死一塁だった。千賀の甘く入ったカットボールをフルスイング。打球速度115.4マイル(約185.7キロ)の打球が、右越えを襲った。3試合連続安打となる二塁打。ネビン監督は「センガのスプリットは私が見た中でも最高クラスだ。今日もそこそこ投げていたが、アンヒッタブル(打てない)」。ドルーリーの先制犠飛を演出し、さらにムスタカスの中前適時打で生還。4連敗を止める、価値ある打撃となった。
2打数1安打3四球で打率.305。1試合4出塁以上は今季11度目で、メジャー最多だ。この日の打撃からは右肘の内側側副靱帯を損傷した影響を感じさせなかった。
(Full-Count編集部)