大谷翔平、驚異のリーグ6冠 靱帯損傷の不安一掃…打者専念でも歴史的シーズン
得点、本塁打、四球、出塁率、長打率、OPSでリーグ1位
■エンゼルス 5ー3 メッツ(日本時間27日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地メッツ戦で2安打2四球1打点2得点の成績を収めた。2回の第2打席では今季8本目の三塁打。これでウィットJr.(ロイヤルズ)に並びア・リーグトップとなった。リーグの打撃成績では6部門でトップに立った。
この日、大谷は初回の第1打席で中越え二塁打を放ち、先制の生還。続く2回2死一塁の第2打席では右翼線へ三塁打を記録した。続くドルーリーの適時打で100得点目を挙げ、145安打、100得点、132投球回、167奪三振で2021年以来2度目の「クアトロ100」を達成した。さらに第3打席は四球、9回2死二塁の第5打席は2戦連続、両リーグトップ18個目の申告敬遠で歩かされた。
三塁打以外にも100得点、44本塁打、83四球、出塁率.412、長打率.672、OPS1.084でリーグ1位。そのうち、本塁打、長打率、OPSはリーグトップとなっている。23日(同24日)に右肘の靱帯損傷が発覚し、今季残りの試合、投手としては絶望となった。しかし、発覚以降は、3試合連続長打を放つなど、10打数4安打5四球。出塁率.600、長打率.900、OPS1.500と好成績を残している。
試合前にはペリー・ミナシアンGMが会見を行い、球団がMRI検査を勧めたが、大谷と代理人側が断っていたことを明かした。手術の可能性や打撃への影響など様々な憶測が流れるが……。打者に専念しても歴史的シーズンなのは間違いない。
(Full-Count編集部)