エ軍が迎える「暗い未来」 主力放出へ…チーム解体が意味する“大谷翔平の時代”の終焉

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

今季のエ軍は「ひどい終わり方」…CBSスポーツが伝える

■フィリーズ 12ー7 エンゼルス(日本時間30日・フィラデルフィア)

 エンゼルスが、ルーカス・ジオリト投手、ハンター・レンフロー外野手ら主力6選手をウェーバーにかけたと米複数メディアが伝えた。レギュラーシーズン残り1か月で“チーム解体”へ舵を切ったことに、米メディア「CBSスポーツ」は、大谷翔平の時代は「最悪のシナリオの中で突然の終わりを迎えた」と伝えた。

 29日(日本時間30日)の敵地フィリーズ戦で12失点大敗を喫したエンゼルス。借金は7に膨らんだ。プレーオフ進出が絶望となり、チーム解体へと進む現状に「CBSスポーツ」は「今季のエンゼルスはひどい終わり方だった。最近2か月は完璧な大惨事だった」と断じた。

 大谷放出の可能性が取り沙汰されたトレード期限直前の7月終盤、エンゼルスは13戦10勝の進撃。プレーオフ進出への可能性が高まり、大谷を放出するわけにはいかなくなったと記事は解説。この時点では「理にかなっていた」と伝える。ここで大谷の周りに「才能ある選手」を集めたが、チームは急失速してしまった。

 エンゼルスの今月は5勝16敗。そしてこの日、“チーム解体”へ進み出したことは「未来を大きな危険にさらしたことになる」と伝える。記事は「ここから事態がどう進むか予想するのは難しいが、エンゼルスに再び前向きな空気が流れるまでには時間がかかりそうだ」と占う。

 さらに「今季の最後2か月はエンゼルスにとって壊滅的で、29日(同30日)に起きたことでその未来も同様に暗くなった」とも。大谷の去就を含め、エンゼルスは今後どう進んでいくのだろうか。

(Full-Count編集部)

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