大谷翔平のさりげない仕草が「礼儀正しさの極み」 好感集める敵軍への“敬意”
敵地でのフィリーズ3連戦は全試合で安打を放った
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地でのフィリーズ3連戦を終えた。チームは連敗を3で止めたが、借金6と厳しい戦いが続く。そんな中、大谷が見せた誠実な姿は「本当に野球が好きなんだと思います。ひとつひとつの仕草に現れてますね」「礼儀正しさの極み」と注目されている。
28日(同29日)の初戦は「2番・指名打者」で出場。初回に中前打を放つなど4打数1安打1四球だった。第1打席に向かう前には、相手ダグアウトに向かってヘルメットに手を当てて“ペコリ”。敵地にも関わらず大歓声で迎えられた。
こんな行為が当たり前にできるのも、大谷が人気の理由の1つだろう。ファンからは「この『ペコリ』が大好きなんですよね」「こんなふうに相手にきちんといつも挨拶するんですよね」「生まれ育った環境で身についているのだと思うんです。こんなショウヘイが大好きです」と絶賛の声が上がった。
29日(同30日)の2戦目は5打数3安打2打点で、16日(同17日)のレンジャーズ戦以来、11試合ぶりの1試合3安打をマーク。シーズン14度目は自己最多を更新した。そしてこの日は5回に右前適時打を放つなど4打数1安打1打点。右肘の内側側副靭帯の損傷が発覚したが、打者・大谷はシチズンズ・バンク・パークでも大きな印象を残した。