大谷FA争奪戦のための主力大量放出？　エ軍GMは言及避けるも「ここは価値ある場所」

「ここ1か月半の成績は振るわないけど、多くの選手が気づいている」

■アスレチックス ー エンゼルス（日本時間2日・オークランド）

　エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが1日（日本時間2日）、敵地・アスレチックス戦前に報道陣の取材に応じ、大谷翔平投手との契約延長について「交渉については話さない」と言及を避けた。

　ポストシーズン争いから脱落したチームは前日8月31日（同1日）にルーカス・ジオリト投手ら主力5選手を放出。贅沢税の課税ラインを超えないよう、チーム総年俸を削減する狙いがあったとされている。再契約を目指す大谷争奪戦へ資金アップとも見られる動きだが、ミナシアンGMは言及しなかった。続けてエンゼルスでプレーすることの良さを強調した。

「ここはプレーするには、価値のある場所だと思う。ここでプレーした選手に話をしたら、ポジティブな返答が返ってきた。ここ1か月半の成績は振るわないけど、多くの選手がいいことも起きていることに気が付いている。ここは価値のある場所だと思う」

　大谷については、ドジャースなど複数球団による争奪戦となることが確実視され、一部では6億ドル（約877億円）級の大型契約が見込まれている。

（Full-Count編集部）