まだシーズン中なのに…大谷翔平から撤退宣言「明言する」 弱気球団が「これは残酷だ」
ホワイトソックスのオーナー「オオタニ争奪戦に加わるつもりはない」
ホワイトソックスの球団オーナーが、今オフのFA市場で大谷翔平投手の争奪戦に参戦しないことを明言し、波紋が広がっている。オーナーのジェリー・ラインズドルフ氏の発言を、米メディア「Audacy」は伝えている。時期尚早すぎる撤退に、ファンからは「チームの士気を下げる」との声があがっている。
同メディアによると、87歳のラインズドルフ氏は「いいかい、我々はオオタニ争奪戦に加わるつもりはない。それは、明言しておくよ。投手と10年契約(長期契約の具体例)を結ぶつもりもない」と公言。そして「今年は多くの資金を費やした」と、すでに十分な補強をしていることを示唆している。
さらに「だけど、良くなるために努力するつもりだ。それはトレードでだったり、フリーエージェントでの可能性もある。より賢い野球をするということだ」と弁明。「『なぜホワイトソックスは資金を出さないのか』とよく言われるが、今年のペイロールは1億8500万ドル(約269億円)だったと思う」とした。
一方、今季ここまで53勝81敗の借金28と低迷しており、厳しい意見が相次いでいる。「冗談だろう」「MLBで最高の選手なのに興味がないのはなぜなんだ?」「これは残酷だ」「ベーブ・ルース以来の偉大な選手を自分のチームに欲しくないと思う人がいるだろうか?」「ファンがかわいそう」との声が寄せられている。
(Full-Count編集部)