阪神、佐藤輝&森下弾でマジック「15」に 伊藤将が完投勝利、9回に近本死球で騒然も…
森下は今カード3本目の本塁打
■阪神 7ー1 ヤクルト(3日・神宮)
阪神は3日、神宮球場でのヤクルト戦に7-0で快勝し、優勝へのマジックを「15」に減らした。投げては先発の伊藤将司投手が完投勝利で9勝目。打線も初回に佐藤輝明内野手の17号などで一挙4点、6回にはドラフト1位の森下翔太外野手にも9号ソロが飛び出し、同一カード3連勝を飾った。
初回、相手先発の吉村を攻めて、無死一、三塁から村上の悪送球で先制した。さらに1死二、三塁から佐藤輝が3ランを放ち、幸先よく4点を奪った。2回には中野拓夢内野手とシェルドン・ノイジー外野手の適時打、6回には森下が左翼へソロを放ち、試合を優位に進めた。9回先頭では、近本光司外野手が死球を受け途中交代となり、球場は一時騒然となった。
投げては伊藤将が、9回を投げ4安打1失点で完投勝利。ヤクルトの反撃を許さす、盤石の勝利となった。
デーゲームで2位・広島が中日に0-3で敗れたため、優勝マジックは2つ減り「15」となった。18年ぶりの悲願に向けて、岡田阪神が猛チャージをかけている。