西武が最下位脱出、40歳・中村剛也が1試合2発 今井がキャリアハイに並ぶ8勝目
今井は7回1/3を4安打6四死球9奪三振3失点(自責点1)の粘投を見せた
■西武 4ー3 オリックス(6日・ほっと神戸)
西武は6日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス戦に4-3で勝利した。先発した今井達也が8回途中3失点の粘投を見せ、40歳の中村剛也が1試合2発を放った。
西武は3回、外崎修汰の適時二塁打で先制。4回に中村の14号ソロが飛び出すと、5回は源田壮亮と外崎の連打などで1死二、三塁の好機をつくり、渡部健人の遊ゴロの間に1点を追加する。さらに8回、中村が今試合2本目となる15号ソロを放った。
先発の今井は、7回までオリックス打線に隙を見せない好投。しかし、8回に4四死球と乱れ、押し出しを許したところで降板する。代わった水上由伸は後続を打ち取るも、宗佑磨が放った打球を三塁手の佐藤龍世が後逸し2点を返された。
それでも、2死一、二塁の場面で登板した平井克典がピンチを切り抜けると、9回はブルックス・クリスキーが1点のリードを守り切った。今井は7回1/3を4安打6四死球9奪三振3失点(自責点1)で、キャリアハイに並ぶ8勝目。中村が2本塁打、外崎も3安打1打点1盗塁の活躍を見せ、チームは5位に浮上した。
敗れたオリックスは、先発の黒木優太が3回3安打2四球2奪三振1失点。終盤に1点差まで追い上げたものの、ほっともっとフィールド神戸の今季最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)