日本人HR王は「想像もつかなかった」 松井秀喜氏、大谷翔平に「とんでもなく凄いこと」

エンゼルスの大谷翔平(左)と巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏【写真:ロイター、編集部】
エンゼルスの大谷翔平(左)と巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏【写真:ロイター、編集部】

アーチ量産の要因は「一言で言えばパワーと技術、両方だと思います」

 巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が9日(日本時間10日)、ヤンキースのOBが集まる伝統的な行事「オールド・タイマーズ・デー」に参加した。エンゼルスの大谷翔平投手は現在、44本塁打を放ってア・リーグトップを独走しているが、メジャーで日本人選手が本塁打王を獲得する意義について語った。

 メジャー10年間で175発、日米通算507発を誇る松井氏にとっても、大谷のアーチ量産は驚きだ。「(日本人の本塁打王は)昔は想像もつかなかったことじゃないですか。自分でもね、かすりもしなかったですからね。自分の中ではね。ですから、やっぱり彼が(本塁打王に)進む(のは)、凄いことだと思います。自分がプレーしてきた感じからするとね、とんでもなく凄いことだと思います」と賛辞が止まらなかった。

 要因については「それはいろいろあると思いますね。ここで話すと長くなるくらいあると思います。一言で言えばパワーと技術、両方だと思います。じゃないとね、あれだけホームランは出ないと思います。細かいこと言えば結構あるとは思いますけど」と改めて明かす。

 大谷はメジャー通算本塁打数を171本としており、松井氏が持つ日本人最多記録まであと「4」に迫っている。「私のは記録じゃないですよ。日本選手だとしても、全然記録じゃないですよ。自分の中で何の意識もないんで」と話した。

(Full-Count編集部)

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