熾烈なセCS争い 4位・巨人は残り12試合、運命握る“関門”は「4」…奇跡起きるか?
DeNAとは残り4試合…今季は12勝9敗で巨人が優勢
巨人は16日の中日戦(バンテリンドーム)に0-1で敗れ、64勝65敗2分けで借金「1」となった。3位・DeNAとのゲーム差は2.5で、レギュラーシーズンも残り12試合。球団史上2度目の2年連続Bクラスを免れ、クライマックスシリーズ(CS)に進出する可能性はあるのか。日程や今後の対戦相手から占った。
巨人は17日から10月4日までに、阪神と2試合、広島と1試合、DeNAと4試合、ヤクルトと3試合、中日と2試合を残している。今季負け越しているのは、既に優勝を決めた阪神(5勝17敗1分)、2位の広島(8勝16敗)の2球団。この2チームとの対戦が少ないのは“救い”だろう。
一方、最も多く残しているDeNAとは12勝9敗、ヤクルトに14勝8敗、中日には14勝8敗1分けといずれも勝ち越している。CSを争うDeNAとは23~25日に3連戦(横浜)、そして10月4日の今季最終戦で東京ドームで激突する。23日からの3連戦が命運を分ける戦いになりそうだ。
DeNAも残り12試合。巨人との4試合の他、阪神と3試合、広島と1試合、ヤクルト&中日とは2試合を残す。巨人戦の他に、負け越している阪神(9勝13敗)との3試合も重要になりそうだ。
9月に入って5勝9敗と失速傾向の2位・広島は残り9試合。中日と4試合、阪神と2試合、他の3球団と1試合だ。中日とは10勝10敗1分けと拮抗しているものの、ラスト5試合は今季42勝22敗2分けの本拠地・マツダスタジアムが舞台。4位・巨人とは5.5ゲーム差をつけており、CS進出は確実だろう。