オリックス杉本が殊勲の決勝三塁打 楽天に競り勝つ…優勝へのマジックは「5」に
杉本は6回に犠飛、追いつかれた直後には適時三塁打を放った
■オリックス 6ー4 楽天(17日・京セラドーム)
オリックスは17日の楽天戦(京セラドーム)に6-4で競り勝ち、優勝へのマジックナンバーを「5」とした。杉本裕太郎外野手が8回に勝ち越しの適時三塁打を放つなど気を吐いた。
先発・宮城大弥投手は初回、浅村栄斗内野手に先制の24号2ランを浴びた。森友哉捕手の2点打で同点に追い付いた直後の4回には、阿部寿樹内野手に適時打を許した。
しかし、4回にマーウィン・ゴンザレス内野手が同点の10号ソロ、6回には杉本裕太郎外野手の犠飛で勝ち越しに成功した。8回に2番手・宇田川優希投手が岡島豪郎外野手に同点適時打を浴びるもその裏、1死二塁から杉本の適時三塁打で勝ち越し。さらに、野口智哉内野手の二ゴロの間に1点を追加した。
9回は山崎颯一郎投手が締めて8セーブ目を挙げた。宮城は勝ち星は付かなかったが、7回1/3を7安打2四死球6奪三振4失点。13打数無安打と苦しんでいた杉本がここ一番で奮起した。
楽天は、先発の荘司康誠投手が5回1/3を5安打3四球4奪三振4失点。接戦を演じるも、試合の主導権を握れなかった。
(「パ・リーグ インサイト」武澤潤)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)