大谷翔平との日々は「毎日が特別」 美人レポーターも虜…伝説の「7.27」と“珍事件”

「バリースポーツ・ウエスト」のレポーター、エリカ・ウエストンさん(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥、ロイター】
「バリースポーツ・ウエスト」のレポーター、エリカ・ウエストンさん(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥、ロイター】

エ軍レポーターのエリカ・ウエストンさん「ショウヘイは“ジョークスター”なんです」

 エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)に15日間の負傷者リスト入りし、今季の残り試合を欠場する決断を下した。6年目の今季はリーグ最多の44本塁打を放ち、日本人初となる本塁打王と2年ぶりのMVP受賞が有力視される大活躍。地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」のレポーター、エリカ・ウエストンさんが異次元のプレーを連発した二刀流へ感謝の言葉を贈った。

 昨季からエンゼルスのリポーターを務めるウエストンさん。今季の二刀流を語る上で、「一番の思い出」として語ったのが7月27日(同28日)に敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダー、敵軍選手による”実在確認事件”だ。

「一番の思い出に残る試合として簡単に思い浮かぶのは、デトロイトでのダブルヘッダーですね。初戦でメジャー初完封して、第2試合で2本の本塁打。私からすると、あれでMVP確定です」

「レッズ戦では相手の選手たちが彼のことを本物かどうかを確かめたりしていましたね。ビックリしました。ネビン監督はショウヘイが打った全ての本塁打の内容を説明できるようですが、素晴らしい瞬間がすごく多い。全部を把握するのは難しいですね」

 チームの遠征にも帯同し、選手の素顔を精力的に取材し、テレビ中継にレポートする。今季序盤に、大谷はウルシェラのバットに「ヒット!!!」と書いて“願掛け”。好打者の好調を引き出したというエピソードを最初に伝えたのもウエストンさんだった。大谷について「フィールド上で野球をする時は真剣そのもの」というが、その素顔をどう見ているのか。

「チームメートといる時は本当に冗談が好きな人ですね。野球では負けず嫌いですが、チームメートと過ごす楽しい時間が好きな“ジョークスター”なんです」

「血のにじむような努力をすれば…ショウヘイの努力に感謝すべきです」

 2018年にスポーツレポーターとなり、2019年からカージナルスでヤディアー・モリーナら数々の名選手を取材してきた。それでも、今季の大谷から学ぶことはたくさんあるという。

「まずは毎日を当たり前だと思わないことです。彼の活躍を毎日見ることができましたが、その毎日が特別なことです。いつまで(二刀流を)見られるか分からないので、目の前の毎日を感謝しないといけません」

「そして、血のにじむような努力をすれば、色々なことを達成できるということです。ショウヘイが成功をつかむまでに費やした努力を、多くの選手は真似できません。彼の努力に感謝すべきです」

 大谷は4日(同5日)の本拠地・オリオールズ戦前の打撃練習で右脇腹を痛め、その後はグラウンドから姿を消した。15日(同16日)の本拠地・タイガース戦では最後の最後まで出場の可能性を探ったが、復帰はならなかった。それでも、今季残り試合の欠場を決めた翌16日(同17日)にはベンチ入り。ウエストンさんは「すごく大事なことだった」と振り返る。

「ショウヘイが姿を見せた時、ファンは毎回、一目見ようとしていました。今まで見たことがない光景でした。その場面をビデオで撮ったんですが、すごい再生回数でした。彼が笑顔を見せて、チームメートと一緒にいる。何より大事なことだと私は思います。今年の残りの本拠地での試合で、もっと多く見られるといいですね」

 大谷が見せてくれた“非日常”。日々密着マークしてきた美人レポーターも感謝しきりだった。

【実際の動画】大谷がくれた非日常…美人レポーターが「今まで見たことがない光景」と語ったシーン

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY