菊池雄星、自身初の10勝目 6回途中1失点も緊急降板…7戦白星なし苦しんだ末に大台
6回途中4安打1失点、メジャー5年目でシーズン2桁勝利の大台に到達した
■ブルージェイズ 7ー1 ヤンキース(日本時間20日・ニューヨーク)
ブルージェイズの菊池雄星投手は19日(日本時間20日)、敵地でのヤンキース戦に先発登板し、6回途中4安打1失点で自身初となる今季10勝目を挙げた。6回には左僧帽筋のつりで緊急降板のアクシデントに見舞われたが、苦しんだ末にメジャー5年目でシーズン2桁勝利の大台に到達した。
1点リードの初回1死一塁、トーレスに二塁打を浴びて同点を許すも、その後は5回まで粘りの投球で得点を許さなかった。しかし、6回先頭のルメイヒューに四球を出したところで左肩のあたりを気にする仕草。ここで降板となり、球団からは左三角筋上部のけいれんと発表された。
8月2日(同3日)のオリオールズ戦で9勝目を挙げてから、7試合連続で白星なしと苦しんだ。前回登板となった13日(同14日)のレンジャーズ戦では5回6失点を喫したが、見事な修正で苦しんだ末に10勝目を掴んだ。防御率は3.74となっている。
(Full-Count編集部)