大谷翔平の“引き留め額”は30億円 米算出QOは過去最高も…「拒否ほぼ確実」
昨年のQOは約29億円…今年はリーグ史上最高額となる
米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は20日(日本時間21日)、今年のクオリファイングオファー(QO)の金額は2050万ドル(約30億425万円)付近になる見込みだと報じた。実際の額が分かるのはレギュラーシーズン終了後となるが、「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者が報じた。
この額はメジャーの年俸トップ125人の平均額を算出したもの。年々総支出額が上がっていく中で、この数字も上がっており、今年はリーグ史上最高額のQOにあたる。昨年は1965万ドル(約29億円)だった。
同サイトは「QOを提示された選手はその高額の1年オファーを受け入れるか、FA契約を求めるために拒否してもいい」と説明。昨オフは14人がQOを受けて、うち12人が拒否。しかし拒否した12人のうち、アーロン・ジャッジ、アンソニー・リゾ、ブランドン・ニモは結局元のチームと契約した。ただし、全員が1年契約ではなく、複数年契約だった。
今オフも「ショウヘイ・オオタニ、コーディ・ベリンジャー、ブレイク・スネル、マット・チャップマン、アーロン・ノラ、ソニー・グレイ、ジョシュ・ヘイダーらは、この冬QOを受けるも拒否することがほぼ確実と見られている」と同サイト。今季年俸3000万ドル(約44億円)でエンゼルスと1年契約を結んだ大谷翔平投手の動きが注目される。
(Full-Count編集部)