大谷翔平とレンドンの“顕著な差” 363億円契約も4年でわずか22HR…違いすぎる貢献度

エンゼルス・大谷翔平(左)とアンソニー・レンドン【写真:ロイター、Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(左)とアンソニー・レンドン【写真:ロイター、Getty Images】

大谷らとエンゼルスを支えるはずが…4年でわずか22本塁打

 エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が今季中の復帰を断念することになった。フィル・ネビン監督が23日(日本時間24日)の敵地・ツインズ戦前に今季の残り試合を欠場すると明かした。2020年からエンゼルスでプレーし、大谷翔平投手らとともにチームをけん引する期待が寄せられていたが、いまだに満足いく結果を残せていない。

 レンドンはナショナルズ時代の2019年に打率.319、34本塁打、126打点とキャリアハイのシーズンを送り、同年オフに7年2億4500万ドル(約363億円)でエンゼルス入り。60試合の短縮シーズンとなった2020年こそ52試合出場で打率.286、9本塁打31打点と一定の活躍をしたものの、その後は右手首の手術などで長期離脱を余儀なくされた。今季は3度の負傷者リスト(IL)入り。そして骨折していたことも判明した。

 今季はキャリア最少となる43試合の出場で打率.236、2本塁打、22打点、OPS.679。エンゼルス入団以降、4シーズンで計200試合の出場、本塁打も計22本となっている。一方、同期間で大谷は494試合に出場し131本塁打、投手としては2021年以降の3年間で34勝を挙げ、MVPも獲得し二刀流として球界を席巻している。ともにチームを支えることを嘱望されたレンドンだったが、チームの打線は大谷に頼る部分が顕著になっている。

 レンドンの年俸3800万ドル(約56億3000万円)はチーム最高額で、2026年まで契約は残っている。大谷がFAで移籍となる可能性もある中、エンゼルスで躍動する姿を見ることはできるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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