680人が応募…DeNAJr.の精鋭16人を発表　井端氏息子が決意「今年こそ1位になる」

12月末のNPB12球団Jr.トーナメントに向けて16人を選出

　DeNAは23日、12月末に開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2023」に出場するジュニアチームのメンバー16人が決定したことを発表し、同日の本拠地・中日戦前に結団式を行った。

　16人は、デジタルトライアウト（動画審査）と2回の実技セレクションを経て、約680人の中から選ばれた精鋭たち。チームスローガンは「One～さらけ出せ！～」で、1人1人が個性を前面に出して戦い、一球・一打・一投の「1」にこだわり、ワンチームとなってプレーしてほしいという願いが込められている。

　指揮を執る元DeNAの荒波翔監督は、「今年のチームは総合力の高い選手が集まっており、楽しみにしています。7年遠ざかっているナンバー1を目指し、チーム一丸となって戦います」とコメント。メンバーの1人で、中日、巨人で活躍した井端弘和氏の息子の井端巧選手（元石川サンダーボルト）は、「僕たちは野球が大好きで、もっともっとうまくなりたいと、荒波監督のもと練習に励んでいます。1球目、1打席目に向けてたくさんの準備をし、今年こそ1位になります」と力強く語った。

　今年の「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2023」は12月26日～28日（予備日29日）の日程で、神宮球場と横浜スタジアムを舞台に開催される。