“人間掃除機”ロビンソン氏が死去　オリオールズ一筋23年、16年連続ゴールドグラブ賞

通算2848安打、268本塁打、1983年に米国野球殿堂入り

　藤浪晋太郎投手が所属するオリオールズは26日（日本時間27日）、野球殿堂入りのブルックス・ロビンソン氏が死去したことを発表した。86歳だった。

　ロビンソン氏はオリオールズ一筋で23年間プレー。「人間掃除機」と呼ばれる好守を誇り、1960年から16年連続でゴールドグラブ賞を受賞した。1964年には打点王に輝き、MVPを受賞。通算2896試合出場して打率.267、2848安打、268本塁打、1357打点。チームに世界一を2度導き、1970年のワールドシリーズではMVPを獲得。オールスター戦には15度選出され、1983年に野球殿堂入りした。

　球団は「ブルックス・ロビンソン氏の訃報を伝えることになり、非常に残念に思います。1955年以来、オリオールズファミリーに欠かせない存在で、これからもクラブ、コミュニティ、そして野球というスポーツに長く影響を与えていくでしょう」と声明を出した。

（Full-Count編集部）