大谷翔平にジャイアンツ移籍の“ススメ” 独創的な選手起用がもたらすメリット
ジャイアンツと大谷は相性が良いと、番記者が熱心にアピール
エンゼルスの大谷翔平投手は、右肘内側側副靱帯の損傷と右脇腹痛の影響でレギュラーシーズン終了を待たずに今シーズンを終えた。FAになる今オフはその去就が注目されるが、ジャイアンツは「オファーを出す」と番記者がポッドキャスト番組で語った。また、柔軟な選手起用法が大谷に合っているなどと移籍した際の“利点”も挙げている。
米メディア「ジ・アスレチック」のジャイアンツ番記者、グラント・ブリスビー氏は米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。「ジャイアンツはショウヘイにオファーする。問題はショウヘイがどう思うかだ。(大谷を)獲得したいと懇願するチームの1つだ。ショウヘイ次第だ」と述べた。
ブリスビー氏は、大谷がメジャーに挑戦する際にエンゼルスを選んだことは「誰も予想していなかった。彼は自分の考えを持っていた」と解説。メジャー最低保証年俸で入団したことに触れ「数年待てば億万長者だったけど、すぐにMLBでプレーしたかったのだ。もしかしたら、ジャイアンツのことを魅力的に感じてくれるかもしれない」と希望的観測も交えて力説した。
さらにジャイアンツの“特性”についても説明。「独創的な先発投手の起用をする。オープナーもロングリリーフも採用しているので、余計に休養させても問題ない。球場だってクールだ。ファンも素晴らしい」とあの手この手でアピールした。
司会を務める元ホワイトソックスのAJ・ピアジンスキー氏も呼応。「策士の(ゲーブ・)キャプラー監督とショウヘイの共演は想像できますか? ライトを守らせて打者2人と対戦させ、レフトを守らせるかもしれません。楽しい起用が見られるかもしれませんね」と述べた。世界一8度を誇る西海岸の名門球団の動向に注目が集まる。
(Full-Count編集部)