バウアーが性的暴行疑いの女性と和解 代理人説明「一切の金銭のやり取り行っていない」
ドジャース時代の2022年は出場停止処分を受けてシーズンを棒に振った
DeNAのトレバー・バウアー投手が、米大リーグ時代に性的暴行などの疑いで女性から訴えられていた件で、女性と和解したことを明かした。代理人のレイチェル・ルーバさんが、自身のSNSに「トレバー・バウアー氏とリンジー・ヒルさんは未解決だった全ての訴訟を解決した。両者の主張は本日をもって、取り下げられた」などと綴った。
代理人が出したリリースでは、「バウアー氏は訴訟の解決を含め、ヒルさんと一切の金銭のやり取りを行っていない。この件がひと段落したので、バウアー氏は野球に集中することができる」と和解成立を説明した。
またバウアーもSNSを更新し、「2年後が経って、ようやく話せる」として自ら口を開いた。「彼女の弁護士が何回も私に、和解金を支払うよう提案してきた。でも、一貫して私は1セントも支払うことを拒否した」「裁判所はリンジーの主張が一方的に偏っていると声明を発表したが、彼女はそれを否定した。私は(この件で)逮捕をされていない。そして、リンジー・ヒルに対して性的虐待をしたことはない」などと改めて主張した。
バウアーはドジャース時代の2021年に休職リスト入りし、出場停止処分を受けて2022年シーズンを棒に振った。今年3月にDeNA入りが電撃発表され、今季は19試合の登板で10勝4敗、防御率2.76の成績を残している。
(Full-Count編集部)