大谷翔平の断トツ「26.4」 ジャッジもアクーニャも届かない…二刀流が示した“価値”
米データ会社が直近3年間の合計WARを公開した
エンゼルスの大谷翔平投手は、故障がありながらも44本塁打で日本選手初となるメジャーでの本塁打王を獲得した。昨年こそヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に譲ったMVPも、2021年以来、自身2度目の選出はほぼ確実だ。野球専門の米データサイト「ファングラフス」が公開した直近3年間の合計WARでも、圧倒的な数字を残した。
野手の1位はジャッジの「22.5」で、2位で「19.9」のフレディ・フリーマン(ドジャース)、3位で「18.7」のムーキー・ベッツ(ドジャース)らを引き離した。なお今季41本塁打&73盗塁をマークしたロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)は「14.9」。今季は「8.3」で、2021年7月から2022年4月まで右膝の前十字靭帯断裂で離脱していたことから、少し伸び悩んだ格好だ。
投手ではザック・ウィーラー(フィリーズ)が「17.3」で1位となった。2位はケビン・ガウスマン(ブルージェイズ)の「15.8」、3位はコービン・バーンズ(ブルワーズ)の「15.5」だった。
大谷をみてみると、野手は「15.5」で12位、投手は「10.9」で12位。合計すると驚愕の「26.4」となる。同サイトによると、年別では2023年が「9.0」、2022年が「9.4」、2021年が「8.0」。投打二刀流をいかに高次元で行っているかがあらわれた。
(Full-Count編集部)