大谷翔平の他球団移籍に潜む“リスク” OB語る残留の根拠「同じようにいくとは…」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

元エ軍のラングストン氏「肘を怪我したことによって再契約が高まった」

 エンゼルスは全日程を終了し、大谷翔平投手の去就が注目されている。アスレチックス公式の音声番組「A’s Cast Live」は、元エンゼルスで179勝投手のマーク・ラングストン氏にインタビュー。「肘を怪我したことによって、エンゼルスとの再契約が高まったと思う」と残留を予想した。

 ラングストン氏は「彼はここで快適にプレーできる。どこにでも行けたが、エンゼルスを選んだ。ここでプレーすることを気に入っている。エンゼルスは何でもやらせてくれるけど、他球団でも同じように行くとは限らない」「6億ドル(約896億円)なんて、2、3チームしか支払えないだろう。エンゼルスとはいい関係を築けているので、チャンスはある」と“根拠”を語った。

 さらに「ショウヘイはこのチームの全体図を理解している。チームが勝利に対して怠けているのではなく、毎年勝てるチームを作ろうとしていることを分かっているはずだ」とも述べる。

「アート・モレノオーナーは毎年勝てるチームを作っている。どのチームでも、最高の2選手が離脱するとあっという間に目標から大きく下回る可能性が大きくなる。ショウヘイもそのことを理解しているはずだ。レンドンにトラウト、離脱したウォードだってチームにとって重要な選手だ。このチームは、いいチームだ。彼らは3、4年後に戦えるチームを作ろうとは考えていない。ショウヘイだって、常に勝ちを望んでいる」と、ラングストン氏は大谷の残留を信じている様子だった。

(Full-Count編集部)

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