エ軍GM、今季の低迷は「私の責任」 退任は“苦渋の決断”…ネビン監督を擁護

会見に臨んだエンゼルスのペリー・ミナシアンGM(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのペリー・ミナシアンGM(画像はスクリーンショット)

モレノオーナーと共同で決断…今季の低迷は「何よりもまず、私の責任」

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは3日(日本時間4日)、オンラインで取材に応じた。今季限りで退任が決まったフィル・ネビン監督について「フィルは素晴らしい人間だ。そしてプロフェッショナル。(ネビン監督を退任とする)変化は、つらい決断だった」と語った。

 ネビン監督は2022年からエンゼルスの三塁コーチを務め、同年6月7日(同8日)のジョー・マドン監督の解任に伴い、監督代行に就任。正式に監督になった今季は故障者が相次ぎ、73勝89敗で地区4位に終わった。ミナシアンGMは「決して彼(ネビン)の責任だということではない。彼の責任ではない」と繰り返して擁護。「(責任は)我々全員ということだ。何よりもまず、私の責任。私がもっとうまくチームをまとめないといけない」と低迷を反省した。

 退任についてはアート・モレノオーナーとともに決断したことを明かし、「具体的に期待されていることがあっても、それに応えられなかったら変化が必要だ」と理由を説明。後任人事は未定だが、「我々の頭にあることは、2024年に向けて最高のチームを作っていくことだ」と言及。来季の勝利を誓った。

 今オフには大谷翔平投手がFAになる。ネビン監督は今季、起用法などについて大谷の意見を尊重し、良好な関係を築いてきた。監督や球団のスタッフ交代が去就に影響するかを問われると「彼に聞く質問だと思う。私にとっては答えにくい質問だ」と話すにとどめた。

(Full-Count編集部)

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