“疑惑の判定”連発…悪名高き審判に「またお前か」 誤審率で独走で非難殺到
米データ会社が公開したランキングで、ヘルナンデス氏が1位となった
米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」が2日(日本時間3日)、「ストライクとボールを最もミスジャッジした球審」として、今季10試合以上を担当した球審のランキングを公開した。かねてから疑惑の判定が多く選手やファンの間では有名な存在のエンジェル・ヘルナンデス氏が「8.0%」で1位となり、ファンは「最もミスジャッジする球審は出場停止処分が科されるべき」などと声を上げている。
9月28日(同29日)にはパイレーツ-フィリーズ戦の三塁審を務め、3回にカウント3-2から内角低めに落ちるボールにバットを止めたかに見えたブライス・ハーパー外野手に対してハーフスイングの判定。13年3億3000万ドル(約493億円)の契約のもとでプレーするハーパーはこれに激怒し、三塁へ歩き出して抗議すると、すぐに退場処分となり、激怒して猛抗議する一幕もあった。
試合後にも「(あの審判によって)同じことが繰り返されている。正しいことをしているのに罰金を取られるんだ。また何度も何度も同じことだ。こんなのとにかく正しくない」と怒りが収まらないなど、今季もヘルナンデス氏のジャッジは何度も疑惑を呼んでいた。
審判にももちろんミスはあるものだが、ファンからも「トップ10から脱出するまで、マイナーに降格させるべきだ」「うすうす気が付いていたが、いつもの人達」「ロボット審判を」「キングはキングのままだ。我々は最高を目撃している」「全員クビにすべき」「またお前らかよ」「視力検査はしているのか?」など厳しい意見が出た。
なお、同ランキングの2位はCB・バックナー氏で「7.5%」、3位タイはラリー・ヴァノーバー氏とブライアン・ウォルシュ氏で「7.3%」、5位タイはダグ・ディングス氏とロン・クルパ氏で「7.2%」だった。