巨人・原辰徳前監督が心境「一点の曇りもない」 阿部新監督にエール「成功を祈る」
阿部新監督の就任会見に同席…激励の言葉を送る
巨人は6日、阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチの監督就任を正式に発表し、東京都内で就任会見を開いた。今季限りで退任する原辰徳前監督も同席し、「健闘と成功を祈るばかりです」と新指揮官にエールを送った。
原監督は4日の東京ドームでの最終戦後のセレモニーで、今季限りで退任することを明かし、後任に阿部ヘッド兼バッテリーコーチを指名した。第1次~第3次政権で計17年間指揮を執り、リーグ優勝9度、日本一3度。巨人の歴代監督で最多勝利を挙げた実績について聞かれると、「一戦、一日を大事にして戦ってきた結果が17年」。2年連続Bクラスに終わった責任をとっての退任となったものの、現在の心境については「一点の曇りもなく、晴れ晴れとした気持ち」と爽やかな笑顔で語った。
阿部新監督とは、選手時代、コーチ時代と長く同じユニホームで戦ってきただけに、「継承した状態で、次に彼がつなげてくれるというのが非常に心強い」と原氏。「(責任の)1つ1つの重さとか、自分の方向性とか、改めて感じているのではないか」と慮りながらも、「まだまだ勉強することはあるでしょうが、健闘と成功を祈るばかりです」と激励を送っていた。
(Full-Count編集部)