ソフトバンクがCS進出決定 4時間半超え死闘は引き分け…9日にロッテと楽天が直接対決

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:矢口亨】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:矢口亨】

3点リードも6回に辰己に同点3ラン被弾、9日に3チームが“命運”握る最終戦

■楽天 5ー5 ソフトバンク(7日・楽天モバイルパーク)

 4時間を超える熱戦で決着はつかず、引き分けとなった。ソフトバンクは7日、楽天戦(楽天モバイルパーク)に5-5で引き分けた。ソフトバンクは勝てば2位が決まるという状況で、両チームともに総力戦。先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手は6回5失点だったが、必死の継投で楽天打線を封じた。

 先発のスチュワートは2回2死二、三塁から村林一輝内野手に中前2点打を浴び、先制される。直後の3回2死二塁、川瀬晃内野手の適時打で1点を返すと、続く柳田悠岐外野手が右翼席に22号逆転2ランを放った。4回、5回と犠飛で追加点をあげて、楽天を突き放した。6回に辰己涼介外野手に同点3ランを浴びたが、8人のリレーでその後は無失点でしのいだ。

 ソフトバンクは72勝68敗2分け。開幕5連勝で発進したが、7月には54年ぶりの12連敗を喫するなど夏場に失速した。9日にソフトバンクはオリックス戦(京セラドーム)、楽天とロッテは楽天モバイルパークで直接対決だ。運命の最終戦で2位から4位までの順位が決まる。

(Full-Count編集部)

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