ア優勝決定Sで乱闘 159キロ死球に激高→3人退場に球場騒然「大事な試合で」
8回無死一塁、前の打席で逆転3ランを放っていたガルシアが死球を受けた
■アストロズ 6ー5 レンジャーズ(日本時間21日・アーリントン)
レンジャーズとアストロズのア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦で20日(日本時間21日)、3人が退場になる乱闘劇が起きた。死球をキッカケにしてあっという間に両軍入り乱れる事態に、ファンも「こんな大事な試合で」「久しぶりに見た」と騒然だ。
レンジャーズが4-2とリードして迎えた8回無死一塁、ガルシアがアブレイユから98.9マイル(約159.2キロ)の速球を体に受けて激高。本塁付近でもみ合いになり、ベイカー監督、アブレイユ、ガルシアが退場処分となった。ガルシアは1-2の6回1死一、三塁で迎えた第3打席に逆転3ランを放ち、打った瞬間に打球を見送るように歩き、喜びをあらわにしていた。
大一番でのまさかの光景に、SNS上では「明らかに意図的だった」「これはクレイジーだった」「見せびらかすようなことをしたから、当てられて当然だ」「オーバーリアクションだ」「ガルシアは当然の報いを受けただけだ」など様々な意見が飛び交った。
ガルシアを欠いたレンジャーズはその後得点を奪えず。試合は9回にアストロズのアルトゥーベが逆転3ランを放ち、熱戦に終止符を打った。アストロズは2連敗後の3連勝で、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。