大谷翔平“強行獲得”なら390億円の出費必要 米記者指摘…カブスに必要な本気度
“カブス・大谷”の実現性は低いが…「計画する可能性はある」
今オフ、球界の注目が集まるエンゼルス・大谷翔平投手の去就問題。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のティム・ディアケス記者は、カブスのオフシーズンを展望し、実現性は低いとしながらも「オオタニ獲得に向けて計画する可能性はある」と見通した。
鈴木誠也外野手らの所属するカブスは、今季ナ・リーグ中地区2位で、83勝79敗と勝ち越しはしたものの、プレーオフ進出は逃した。かねてより大谷は“勝てるチーム”でプレーしたい意向を明かしているが、同記者はカブスの近年の戦いぶりから「常連の強豪として位置づけることは、ほとんどできない」と強調。大谷を獲得するならチームの“本気度”が必要だとし、大谷以外にも補強を行って来季の総年俸が2億6000万ドル(約389億円)を超えないと獲得は難しいと考える。
今オフは、二刀流で球界を席巻する大谷を獲得できるわずかな機会だ。「オオタニは一世代に一度の選手であり、彼がどの球団に対しても獲得可能な状態になるオフシーズンは、今回だけかもしれない」と、契約する球団とは長い付き合いになると予想。カブスについては「オオタニ獲得に向けて計画する可能性はある。しかしながら、有力候補には思えない」と言及した。
(Full-Count編集部)