立大・溝口監督が今季限りで退任 部員の問題行為で自粛中…後任に木村コーチ内定
2014年春に就任し20季目…2017年には35季ぶり優勝も
立大の金子明雄野球部長は22日、溝口智成監督が今季限りで退任し、木村泰雄コーチが後任として就任することで内定していると明らかにした。立大はこの日、神宮球場で行われた東大2回戦に4-2で勝利。今季全日程を終了し、勝ち点1で5位が確定した。金子部長は「溝口監督の退任は契約満了によるものです。現在自粛中のため、今後の処遇は決まっていません」と語った。
立大は上級生が下級生の歯を欠けさせたり、10代の部員に喫煙させるなどの問題行為が発覚し、溝口監督と金子部長が9月30日の明大1回戦から公式戦活動を自粛。木村コーチが監督代行として残る3カード(6試合)の指揮を執った。問題行為の詳細については、外部の弁護士を含む調査委員会が現在も調査を進めている。
溝口監督は、2014年春から母校である立大の指揮を執り、2017年春には35季ぶりの優勝に導いたが、20季目となる今季は、シーズン半ばでチームを去った形になった。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)