まさかの打率.179…日本野球は「合わなかった」 ロッテ退団から4年、輝く巨漢助っ人
メキシコで好成績を残し続けるバルガスは、ウインターリーグでも好発進
日本の野球には合わなかったが、メキシコで好成績を残し続けている巨漢助っ人がいる。メヒカリという球団でウインターリーグに参加しているケニス・バルガス内野手は、ここまで14試合に出場して打率.367、2本塁打、OPS1.014の好発進。ロッテを退団して4年が経ったが、33歳でもまだまだ衰えていない。
2009年にツインズと契約すると、2014年にメジャー昇格。2016、17年には2年連続で2桁本塁打を放ったが、2018年3月にDFA(事実上の戦力外)となった。2019年にロッテに加入するも35試合で打率.179、1本塁打、OPS.597と全く本領を発揮できず。1年で退団すると、米紙「デトロイト・ニュース」には「それほど合わなかった。慣れることができなかったんだ」と無念を語っていた。
2020年はタイガースとマイナー契約したが、7月に放出された。その後はメキシカンリーグに移ると、輝きを放ち続けている。2021年は66試合で打率.310、18本塁打、OPS1.020。2022年は85試合で打率.324、17本塁打、OPS1.028、今季も2球団で計16本塁打を放った。ウインターリーグでもその打棒は止まらない。
(Full-Count編集部)