747億円出しても…大谷翔平を獲得すべき理由 “いるだけで凄い”スターの価値

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ローゼンタール記者は、右肘負傷も5億ドル(約747億円)契約を予想

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏がポッドキャスト番組「Foul Territory」に出演。今オフの去就が注目されるエンゼルス・大谷翔平投手を獲得した球団は、ほとんどの場合がぜいたく税を払うことになるが、それでも大谷獲得の“価値”を強調した。

「大谷の場合は彼の年俸だけでチームの年俸総額の大半を食ってしまいますが、どのようにしてチームは優勝の狙うのでしょうか?」というファンからの質問にローゼンタール記者が回答。大谷の平均年俸が4000万ドルから5000万ドル(約59億7900万円から74億7400万円)になったとすれば「課税ラインを1つどころか2つ3つ超えることになるでしょう」と予想している。

 大谷がチームに居れば指名打者として固定するため、指名打者としてのポジションを他選手の負担を和らげる場所として使うことができなくなる。「別の形で効率的にチームを作れるだろうと、獲得をためらうチームもあるかもしれない」としながらも、「ですが大谷はこの世のものとは思えない存在です。また、マーケティングの面では1人で大儲けしてくれる存在でもある」と、メジャーを代表するスターとしての存在を強調。グッズやチケット売り上げにも大きく寄与するという部分はチームにとっても大きい。

 大谷は右肘の手術を受けたために来季は野手一本でのプレーになるが「それでも私は彼が5億ドル(約747億円)を手にすると思っています」と予想を展開した。

(Full-Count編集部)

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