DeNA戦力外、異色の22歳が海外移籍 第2次戦力外通告期間は39人のまま…1日の去就
DeNAから10月3日に戦力外通告を受けた大橋がメキシカンリーグと契約合意
11月の初日を迎えた1日、プロ野球界は静かな一日となった。5球団の16選手に戦力外が通告された前日から一転、大きな動きはなかった。また、DeNAから10月3日に来季の契約を結ばないことを通知されていた大橋武尊外野手が、メキシカンリーグのアグアスカリエンテス・レイルロードメンと契約合意した。
大橋は2021年の育成ドラフト3位でDeNAに入団。日本の高校ではなく、米国のIMGアカデミーからルートインBCリーグの茨城アストロプラネッツに加入し、異色の経歴で注目された。2年間で支配下登録は叶わなかったが、今季はファームで81試合に出場し、打率.226、出塁率.337、11盗塁の成績を残していた。
1日にはアグアスカリエンテスが、公式X(旧ツイッター)で契約合意を発表。大橋本人も「来年からメキシコでプレーすることになりました。この短い間で改めて、みんなの存在の大きさに気付かされました。皆さんのおかげで今回契約をすることができました! いつもありがとうございます。国を渡ってしまうけれど引き続き応援してくださると嬉しいです」と引用する形で報告した。
また、第2次戦力外通告期間は11日目となったが、この日は動きがなかった。期間中には10球団の39選手に通告され、第1次戦力外通告期間での99選手と合わせると計138選手にまで上っている。第2次でまだ動いていないのは阪神とDeNAの2球団。期間は日本シリーズの全日程終了の翌日までとなっており、動向に注目が集まっている。
(Full-Count編集部)