「初めて見たわ」…緊迫の場面で現れた甲子園の“魔物” 一瞬のトリックに「何があった」
近本がフライを捕球すると見せかけ一度グラブを出すも中前に弾んだ
■阪神 6ー2 オリックス(2日・甲子園)
阪神は2日、甲子園で行われたオリックスとの「SMBC日本シリーズ2023」第5戦に6-2で勝利し、日本一に王手をかけた。7回には近本光司外野手が中ゴロを完成させる珍しい場面も。ファンからは「こんなトリックプレーが行われるとは……!」「センターゴロ初めて見たわ」「センターゴロからのダブルエラーとか珍しいってレベルじゃねーぞ!」といった声が上がっている。
0-1の7回の守備だった。中堅・近本は、宗が放った飛球に対して捕球体勢に入ったかのように一瞬グラブを構えた。しかし打球は中前で弾む。一塁走者の田嶋はスタートを切れていなかったため、二塁でアウトとなった。甲子園は大歓声。阪神ベンチでは西純や大竹らが両手を上げて喜んだ。その後、森の打球でダブルエラーがあり1点を失ったが、8回に猛虎打線が爆発。一挙6点を奪って逆転勝ちした。
なかなか見られないプレーにSNS上は大盛り上がり。「センターゴロになった捕球フェイントすばらしかったですね」「センターゴロ→ダブルエラーはおもろすぎる」「なかなか見られないものを見られましたな」「珍プレーでるんじゃね?」「甲子園の魔物発動してる」「何があった、この回!?」「ほんとすごい試合だわ」といった反応があった。