大谷翔平から「君の真似だよ」 突如“悪ガキ”発動…元同僚が明かす愛されキャラ

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ジオリトは元同僚の大谷の“準備力”を絶賛「練習量はクレイジー」

 エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手は、日米のファンから高い人気を誇る。元エンゼルスでガーディアンズのルーカス・ジオリト投手が、米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演し、衝撃を受けた大谷の行動を明かした。

 司会を務めるクリス・ローズ氏から「初めてクラブハウスでショウヘイと会ったときの感想は?」と聞かれると「ショウヘイは最高だよ。とても面白くて、彼と通訳のイッペイ(水原通訳)は一心同体だ。だから、いつでも彼と会話することができる。多少の英語は理解できるし、スペイン語だって多少理解できる。コミュニケーションが上手く行かなかったとしても、イッペイがいる。彼は控えめなんだけど、とても面白い。時々冗談を言ってくるんだ」とニヤリと笑った。

 試合前の姿にも驚いた様子。「よく対戦相手として戦った。とてつもない才能があるだけの選手かな? と思っていたが違った。練習量はクレイジーだ。よくiPadを使って(試合に向けて)準備をしている。ピッチング練習をする前に、ウエートルームにいたんだけど、iPadやテレビを使って対戦相手を見ている。つまり、ピッチングの準備をしながらiPadを使って打者としてのイメージトレーニングをしているんだ」。試合前もいつもiPadで対戦する投手の映像を見ていたそうで「メンタル面での準備」に感銘を受けたようだ。

 さらに「彼はよく寝る。本当によく寝るんだ。一晩に12、3時間とか。クレイジーなほどね。でも体にかかる負担を考えたら理解できることだ。毎日野手として出場して、6日おきに投げるなんて自分には想像ができないことだよ。とても感心している」と話した。

 クラブハウスでスマートフォンを触っていた際には「私の方を見てきて、座り方についていじってきた。屈む姿勢をするから『何をやっているんだ?』って聞いたら『君の真似だよ』と言ってきたんだ」と仲睦まじい様子も口にした。

 ローズ氏の「ホームランは打たれたことはあるよね?」の問いに「ああ。最低でも3回」と答えたジオリト。そのことについていじられたかと聞かれると「なかったね。彼は本当に親切な人だ。チームメートになるまで、彼の人柄については全く知らなかった。彼の人柄は素晴らしい。グレートだ。でも最も感心したのは、練習姿勢。特にiPadやスカウティングリポートを活用した、メンタル面の準備に関してかな。彼の用意周到ぶりには、本当に感心した」と最後まで人間性を絶賛していた。

(Full-Count編集部)

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