トレード移籍の高橋礼「大チャンス」 筑後で小久保監督らに挨拶…泉「ずっと巨人ファン」

挨拶のためスーツ姿で球場を訪れたソフトバンク・高橋礼(左)と泉圭輔【写真:米多祐樹】
挨拶のためスーツ姿で球場を訪れたソフトバンク・高橋礼(左)と泉圭輔【写真:米多祐樹】

高橋礼は「こっちで出場機会を失ってるんで『大チャンスだ』って」

 巨人へトレードで移籍が決まったソフトバンクの高橋礼投手、泉圭輔投手が6日、投手陣の秋季キャンプが行われているファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」を訪れた。スーツ姿で室内練習場に姿を見せると、小久保裕紀新監督や首脳陣、選手、スタッフに挨拶した。

 2018年のドラフト6位で金沢星稜大からソフトバンクに入団した泉は今季が5年目。2020年に40試合に登板するなど中継ぎとして活躍していたものの、今季はわずか3試合の登板に終わっていた。突然のトレードに「個人的にずっとジャイアンツファンだったんで、その話を聞いたときは最初は驚きもありました。ジャイアンツの歴史と伝統があるユニホームを着られるというのは、個人的には喜ばしいこと」と語った。

 2017年のドラフト2位で専大から入団した高橋礼は2年目の2019年に12勝をマークして、新人王を獲得。2020年には中継ぎで52試合に登板したが、その後は不振に陥り、今季はわずか5試合の登板に終わった。共にトレードとなった泉との会話を明かし「お互いこっちで出場機会を失ってるんで『大チャンスだ』って話していました。人と離れるっていうのはちょっと寂しいですけど、野球という部分では『これから未来は明るいね』って話をしました」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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