ド軍幹部は「大谷翔平に夢中」 315発男との契約“見送り”…米記者が認める伏線
33HRのマルティネスにQO提示せず「オオタニが決断に影響を与えた」
エンゼルスからFAになった大谷翔平投手の新天地に、ドジャースを最有力とする声が日増しに高まっている。今季の指名打者を務めて33本塁打、通算315本塁打を誇るJD・マルティネス外野手にクオリファイングオファーを提示せず。球団関係者によると、アンドリュー・フリードマン編成本部長は大谷に夢中だという。
米スポーツ局「ESPN」は、記者による予想を紹介。同局アナリストのバスター・オルニー氏は「ドジャースだ。オオタニはすでにどの球団と契約を結びたいかわかっていると、オオタニの友人の1人は考えている。アンドリュー・フリードマンはオオタニのことで夢中になっており、彼はオオタニを獲得するための足固めをしていくだろうと、ドジャースの球団関係者は語った」とした。
同局ライターのブラッドフォード・ドゥーリトル氏も「ドジャースだ。最初からずっと思ってきたことだ。ドジャースがオオタニにとってバッチリ合う球団と思う」と予想。「言うまでもなく、ロサンゼルスの市場におけるオオタニの認知度も継続される。金銭的な面で言うと、ドジャースが対抗できないオファーなどない」と、大谷の戦力面だけではない大きな価値にも言及している。
また、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は「オオタニのFAとしてのステータスが、JD・マルティネスに対してドジャースがクオリファイングオファーを提示しないという決断に少なくとも影響を与えた」と指摘。「彼らは(マルティネスとの)再契約に興味を持っているが、オオタニ獲得の可能性をまず最初に知っておく必要があった」と、大谷を指名打者のファーストチョイスと考えているとしている。
(Full-Count編集部)