グラブ寄付で発揮した“人間力” 大谷翔平の献身性に米感動「母国に恩返しした」

エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】

大谷はインスタで「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら」

 エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手は、自身のインスタグラムで日本国内にある約2万校の全小学校にジュニア用グラブ約6万個を寄付することを発表した。未来を担う子どもを思った行動は、米国でも大きな反響を呼んでいる。

 MLB公式サイトは「少し前までオオタニは母国日本で小学生だった。そして、新世代の子ども達が、フィールドで大きな成功を収めているオオタニのことを見上げている。オオタニは母国に恩返しをした」と特集した。

 米メディア「CBSスポーツ」も「もしオオタニが母国日本でまだ十分な人気を誇っていなかったとしても、彼はすぐに人気になるだろう。エンゼルスのスーパースターは、全ての小学校にグラブを寄付する」と伝え、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「オオタニは6万個の少年用グラブを日本の約2万校に寄付をする」と拍手の絵文字を添えた。

 文部科学省によると2020年の日本国内にある小学校の総数は1万9525校。大谷のグラブは各小学校に3つずつ寄付される。インスタグラムにはサインとともに「野球しようぜ!」と書かれた画像などを投稿。「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです」と思いを語っていた。

(Full-Count編集部)

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