大谷翔平の映画を彩る超豪華ナレーター 松井秀喜氏&マルティネス氏が担当決定
時川監督「彼と個人的な繋がりのある人物が必要でした」
エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手の二刀流実現の裏側に迫った映画「Shohei Ohtani – Beyond the Dream」が17日から「ディズニープラス」で独占配信される。通算219勝を挙げ、3度のサイ・ヤング賞に輝いたペドロ・マルティネス氏と松井秀喜氏がナレーションを担当することが決定した。
マルティネス氏は英語版、松井氏は日本語版でナレーターを務める。時川徹監督は「大谷選手について話すには、MLBの歴史の中で非常に尊敬されている人物、そして彼と個人的な繋がりのある人物が必要でした」と説明。マルティネス氏については「MLB史上最高の投手の1人であり、彼は大谷選手にとって子どもの頃からずっとヒーローでした。2021年のオールスターの放送で、大谷選手がペドロと楽しそうに話をしているのを見て2人の繋がりを感じました」と説明を加えた。
松井氏について、時川監督は「彼は日米両国の伝説的なホームランバッターです。大谷選手の長年のヒーローであり、大谷はその打撃から多くのインスピレーションを得てきました」と抜擢の理由を説明。「松井氏の声は気品があり、深みがあります。ナレーションを担当するのは初めてとのことでしたが、彼の声が物語に深みを与えてくれると確信していました。また、彼のMLBの歴史に関する知識は見事でしたし、日本語のナレーション原稿の校正もしてくれました。2つの誤字も修正してくれました」と裏話も語った。
マルティネス氏は「ショウヘイは現在の野球界で最も大きなスターの1人であり、後世の野球界を形づくる上でインスピレーションを与えることに貢献しています。このドキュメンタリーへの出演とナレーションを依頼されたことは、私にとって名誉なことであり、ファンの皆さんにこの素晴らしい人物と選手についてもっと知ってもらえることを楽しみにしています」とコメントした。1日に解禁された予告映像にはダルビッシュ有投手(パドレス)や日本ハム時代に監督を務めていた栗山英樹氏らも登場する。豪華作品に注目だ。
(Full-Count編集部)