メッツ、大谷翔平争奪戦から撤退か「チャンスがない」 米報道…山本由伸に注力へ
ナイチンゲール記者「オオタニ獲得の現実的なチャンスがないと考えている」
メッツは、今オフの補強プランを山本由伸投手に一本化するようだ。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「メッツは日本のエースであるヨシノブ・ヤマモトを見据えている。彼らはオオタニ獲得の現実的なチャンスがないと考えているためだ」と伝えた。
一昨年オフはサイ・ヤング賞に3度輝いているマックス・シャーザー投手を獲得し、そして昨オフはジャスティン・バーランダー投手、さらにソフトバンクから千賀滉大投手を獲得するなど、総額5億ドル(約755億円)に迫る大補強を行ったが、チームは低迷。バーランダー、シャーザーを放出し、再建モードに入った。同記者の報道によると、メッツは大谷翔平投手の争奪戦から撤退する考えで、1年目からエース級の働きに期待がかかる25歳の獲得に注力するようだ。
メッツのデビッド・スターンズ編成本部長はGM会議で「はっきりした数字は決めたくないが、複数欲しい」と、先発投手の補強を強調していた。
オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本は、複数の米メディアが2億ドル(約302億円)クラスの契約を予想している。オーナーは大富豪で知られるスティーブ・コーエン氏で、争奪戦が予想される山本にさらなる大金が注がれる可能性もある。
(Full-Count編集部)